読書

【人生を生きるのが苦しい方に読んで欲しい】「夜と霧」の読書感想

こんにちは、ふぉむです。

今回は、私がお気に入りの本、

「夜と霧」についてお伝えします。

「人生に行き詰まっていて、毎日生きているのが苦しい・・・。」

「もう、自分の人生はムダなんじゃないか?この先、生きていくのが不安で仕方がない。」

毎日が苦しくて、心に葛藤を抱え込んでしまうことがありますよね。

私も以前は、心が沈んでいました。

今でも、時々あります。

人生に苦しんでいるときに出会ったのが、「夜と霧」でした。

「夜と霧」を読んで、私は

「誰でも、人間の人生は意味ある未来を生き抜くことができんだ!」

「自分の人生は、どんなことがあってもムダじゃない!」

ということを教えてくれました。

世界中で愛されているロングセラーです。

私の記事を読んで、少しでもお力になれれば嬉しいです。

FomFom
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「夜と霧」を読めば、苦しいことや辛いことが、ちょっぴり楽になるはずだよ!

1.「夜と霧」の作者ヴィクトール・E・フランクルとは

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(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB#/media/File:Viktor_Frankl2.jpg)

ヴィクトール・E・フランクル(1905~1997)とは、第二次世界大戦の混乱期を生き抜いた精神科医、心理学者という職業の方です。

当時のドイツ、ホロコーストに巻き込まれてしまいます。

各地に存在した強制収容所を転々とするという、過酷な運命を余儀なくされました。

強制収容所は、地獄すら生ぬるい環境下でありました。

  • 睡眠時間すらろくに与えられず、各居室は悪臭ただよう強制労働者で満員だった。
  • 極寒の環境下、毛皮のコートなどの防寒着を一切支給されず、ボロ布をまとった姿で過酷極まりない肉体労働を強いられる。
  • 常に死と隣り合わせ。自分が1時間、数時間、数日後に生きている保証なんていうものは全くない。
  • さっきまで普通に話していた仲間が、気が付くと死んでいることが日常。
  • 夜、就寝中に隣の仲間が叫び声をあげ、悪夢にうなされている。悪夢から目が覚めたら、今いる場所こそが地獄。悪夢の中の方が幸せという状況。

現代に生きる私たちには、想像もできないような状況です。

2. 地獄の中で、精神科医として見いだした「夜と霧」の考察

人間は、家畜以下の生物と成り下がり、運命に絶望するしかないと感じたことでしょう。

感じることすら許されなかったかもしれません。

フランクルは精神科医として、強制労働者の心理的な観点から、観察をし続けていました。ボロ布の中に文字を暗号化して、切れ端を入れていたということです。

将来論文として発表し、世の人々に伝えるためにです。

作中、フランクルは感じることすら許されない労働者は、

アパシー1に陥ってしまったと説明しています。

そして、人々は生きることを放棄してしまったと述べています。

生き抜いた人と、生き抜くことができなかった人の違いは何かを考え、答えを出しました。

 辛い、苦しいという気持ちを受け入れて、思い切って苦悩することができるかできないか

フランクルは、

  • 人生には常に向こうから答えを求めてくる。
  • 抽象的なことだけでなく、具体性を持ちながら。

人生は、具体的に答えを求めてくることを主張しています。

過酷な労働者はアパシーに陥ってしまって、感情を表現することができなくなってしまっています。

しかし、

自分の気持ちを無視してはいけません。

受け入れ、思い切り苦悩することが生きるという人間の証であり、生きているという実感をもたらすというのです。

3. 元自衛隊の体験談が「夜と霧」の感想を思い出させる

以前私は、車の免許を取りに行くために、教習所に通っていました。

教習所の教官は、元自衛隊の方でした。

教室で、教科書を読み合わせている時間の出来事でした。

雑談として、自衛隊の理不尽極まりない環境に耐えられる人はどんな人か。

という話題をお話してくれました。

それが、

 

ピラルク大先生
ピラルク大先生

「あなたたち、自衛隊の勤務がかなりキツイのは分かってるでしょ。」

「じゃあ、最後までしぶとく生き残るヤツってどんな人間だと思う?」

辛い時に辛いと言えるヤツ。ガマンしないで弱音をちゃんと吐けるヤツが、意外に生き残るんだよな。」

「弱音を吐かない、辛いと言えないマジメちゃんは、自然と潰れていったよ。」

 

今考えると、

フランクルが考察していた点と、見事に合っていると思い出しました。

自分の気持ちを受け止める勇気がないと、人は壊れます。

フランクルの言っていたことは、遠い昔話ではありません。

現代を生きる私たちにも、考えさせられることです。

4. 「夜と霧」は問う、未来は誰も決まっていないと

フランクルは精神科医の立場から、強制労働者たちに意見を述べる機会が偶然与えられました。

フランクルの語りは、苦境に陥った人々に、再び生きる希望を与えたのでした。

「人のチャンスは突然前触れもなくやってくる。

次の瞬間、自分がどうなってるのかすら誰にも分からない。

幸福とは、いつも唐突にやってくる。

そう、未来はまだ未定なのである。

仮に、今にも死んでしまいそうな仲間にも意味がある。

仲間の犠牲は、友や妻、生きる人間や死んでしまった人達。

誰でもないのかもしれない。

その人達のために一見なにももたらさないように見えるが、意味を与えている。」

5. 「夜と霧」の読書感想を振り返って

「夜と霧」は世界中で愛され続けているロングセラーの書籍です。

今でもなお、多くの人々に希望をもたらし続けています。

未来はまだ未定です。

未定であるからこそ、明日を生き続けることができる。

私はフランクルが述べた考えは、悩みや苦しみが絶えない現代社会にも、生きる希望を与えてくれると信じています。

「夜と霧」は現代を生き抜くヒントがまだまだ記述されています。

読み終わったあと、

 

FomFom
FomFom

「ああ、自分の人生はつらいけれど、つらいと感じているこそ意味があるんだな。」

「自分の未来がどうなるかなんて、自分や誰にも分からない。ちょっとでも、明日を信じて生きていこうかな。」

不安な将来を生き抜く希望を、与えてくれますよ。

是非、手にとって読んでみて下さい。

ここまで読んで下さった方がいましたら、ありがとうございます。

少しでも共感していただける方がいましたら、嬉しい限りです。

6. 「夜と霧」の読書感想まとめ

まとめ

1. 辛いことや苦しいことを、受け止める勇気を持つ。

2. 悩むということは、生きているということ。

3. 未来は決まってないからこそ、明日を生き続けられる。

4. 「夜と霧」は遠い昔話ではなく、今もなお通用する。

7. 「夜と霧」の商品情報

(出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4622039702?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div)

  • タイトル:夜と霧 新版
  • 作者:ヴィクトール・E・フランクル、池田 香代子(翻訳)
  • 発売日: 2002年11月6日
  • ページ数:184ページ

ちなみにこちらの書籍もずいぶん前に読んだのですが、参考になります。

  1. 無気力症。政治的無関心とも。weblioより引用

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