「秋田県には水族館ってあるのかな。調べてみたら、『男鹿半島水族館GAO』っていうスポットが出てきた。どんなところなんだろう…。」
「男鹿半島水族館GAO」は、秋田県内にある唯一の水族館です。「なまはげ」で知られている男鹿市にある水族館で、日本海を望める立地の良い場所にあります。
水族館には、ホッキョクグマの展示や男鹿半島の海を再現した大水槽などがあり、人気スポットとしても知られています。
そこでこの記事では、秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころ3選と、概要についてそれぞれ解説していきますね。
この記事を読んで、「男鹿半島水族館GAO」へ行くきっかけになれましたら、うれしいです。ぜひ、最後まで記事を読みましょう。
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20190133014post-18740.html
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」とは
「男鹿水族館GAO」は、秋田県男鹿市にある県内唯一の水族館です。名前にあるGAOは、「Globe(地球)」、「Aqua(水)」、「Ocean(大海)」を意味します。
水族館は、日本海を見渡せる風光明媚な立地条件で、「秋田30景」の第1位にも選ばれた、「男鹿半島西海岸」に位置しています。
「男鹿水族館」の歴史は古く、1967年に開館しました。その後、2004年にリニューアルオープンし、観光客から人気を呼ぶことになります。
リニューアル前は、秋田県の魚として知られているハタハタをはじめ、ペンギンやカワウソなどが展示されていました。
2004年のリニューアル後には、秋田県の生きものだけでなく、ホッキョクグマや世界に生息する生きものたちを展示しています。
2018年、「男鹿水族館」は、2004年リニューアルオープンからの入館者数400万人を達成していて、根強い人気を誇ります(出典:男鹿水族館GAO – 入館者数400万人達成しました!より)
所在地 | 秋田県男鹿市戸賀塩浜 |
電話番号 | 0185-32-2221 |
営業時間 | 9:00~17:00など時期によって異なる |
休館日 | 原則無休(メンテナンスなどによって休館の場合あり) |
公式サイト | 男鹿水族館GAO |
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の展示エリア
次に、秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の展示エリアについて紹介していきます。水族館内には12の展示エリアがあり、それぞれの展示は以下の通りです。
エリア名 | 展示されている生きもの一例 |
男鹿の海大水槽 |
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日本の海水魚 |
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秋田の森と川の魚 |
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日本海の海底 | 不明 |
ホッキョクグマ | ホッキョクグマ |
アザラシ |
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ペンギン |
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クラゲ |
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ハタハタ | ハタハタ |
タッチプール |
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アマゾン |
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サンゴ礁の生きもの |
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展示エリアには、男鹿の海に生息する日本の生きものたちや、アマゾンに生息するいきものたちなど、国内だけでなく国外の生きものたちが展示されています。
「男鹿水族館GAO」にはイルカがいないものの、ホッキョクグマやペンギン、アザラシといった動物たちが展示されていますよ。
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころは?
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」には、約400種1万点もの生きものたちが展示されています。
日本国内だけでなく、国外の生きものたちにも出会えることから、見どころ満載の水族館です。数ある展示の中でも、特に以下の3つは、水族館の見どころとして人気がありますよ。
- 男鹿の海の自然環境を再現した大水槽、「男鹿の海大水槽」
- 水族館リニューアル後に大人気となっている「ホッキョクグマ」
- 他の水族館では見られない、「ハタハタ」特化の展示
次の項目から、3つの見どころについてそれぞれ解説していきますね。
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころ①
最初に紹介する、秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころは、「男鹿のうみ大水槽」です。
水量約800tもの大水槽には、約40種2,000匹もの生きものたちが展示されています。男鹿半島の海を再現した、大迫力の水槽ですよ。
「男鹿のうみ大水槽」には、49cmもの厚さがあるアクリルが使われています。アクリルが分厚にも関わらず透明度が高く、男鹿の美しい海を目の前で見られるようになっています。
透明度の高い大水槽が見られる水族館は、他の水族館では中々ありません。
「男鹿のうみ大水槽」では、なまはげの格好をしたダイバーが大水槽にいる魚たちにエサを与える、「なまはげダイバー」を行っています。
なまはげが大水槽に福を届ける貴重なイベントで、子供から大人まで大人気のイベントとなっていますよ。
期間限定(12月31日~1月3日)のイベントなので、気になる人は、ぜひ開催期間中に行ってみてはいかがでしょうか。
開催時間は14:00~で、所要時間は約10分です。
2020年1月11日~1月13日、「八景島シーパラダイス」の大水槽にて、なまはげダイバーが現れるコラボイベントが行われました。
「泣く子はいねえが!」と、大水槽の前に現れ、来館者たちを楽しませていました。
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころ②
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」は、ホッキョクグマを展示している「ホッキョクグマ広場」も見どころの1つです。
ホッキョクグマの豪太は、水族館のリニューアルオープンの翌年である、2005年から展示されています。来館者からは、アイドル的な存在として愛されています。
豪太は、身長約280cm・体重約350キロと巨体で怖そうなイメージとは裏腹に、広場では無邪気にプールで泳いでいる可愛らしい一面を見せてくれますよ。
また2019年3月には、メスのホッキョクグマのユキも水族館にやってきました。新しい仲間が加わり、「ホッキョクグマ広場」は、盛り上がりを見せています。
ホッキョクグマにエサやりを行う「エサやりの時間」(13:30~)も行われます。豪太やユキについて深く知ることができるイベントなので、ぜひ参加してみてください。
11月26日の豪太の誕生日には、特別イベントが開催されます。
2018年では、豪太に直接エサやりができるイベントや、広場の裏側への案内、スペシャルゲストとの交流などが行われました。
開催期間や内容は、毎年異なるため、気になる人は公式サイトの情報をチェックしましょう。
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころ③
最後に紹介する、秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の見どころは、「ハタハタ博物館」です。
「男鹿半島水族館GAO」では、秋田県の魚として知られている、ハタハタに特化した展示を行っています。
「ハタハタ博物館」では、ハタハタの魅力や歴史について学ぶことができます。ハタハタを使った料理が紹介されていたり、生態に関する映像を公開していたりしますよ。
他の水族館では見られない珍しい展示なので、ぜひ見に行ってみてください。
毎年、12月6日の「ハタハタの日」にあわせて、特別イベントが開催されています。
2019年12月には、ハタハタについて詳しくなれる「ハタハタ教室」や、ハタハタの人工授精体験ができるイベントが行われました。
2020年2月~3月には、ハタハタの稚魚放流体験や水槽の裏側へ行ける、「魚っ知ツアー~ハタハタver.~」が開催されます。
2020年に開催されるイベントスケジュールは以下の通りです。
イベント名 | 開催期間 | 参加費 | 定員(各回) |
稚魚放流体験 | 3月20日、21日、22日、28日、29日 | 800円 | 6名 |
魚っ知(うおっち)ツアー~ハタハタver.~ | 2020年2月8日(土)~3月22日(日)の土日祝日限定 | 300円 | 20名 |
次の項目から、「男鹿半島水族館GAO」の入館料金やアクセス、所要時間、混雑情報について解説していきますね。
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の入館料金
ここで、秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の入館料金について解説していきます。水族館の入館料金は以下の通りです。
区分 | 料金 |
おとな | 1,100円 |
小・中学生 | 400円 |
水族館の入館料金は2,000円するところが多いものの、「男鹿半島水族館GAO」の料金は1,100円と安いです。小・中学生なら、ワンコインで入館できる料金ですね。
「男鹿半島水族館GAO」の割引料金
「男鹿半島水族館GAO」には、各種充実した割引料金が用意されています。各種割引料金に関しては、以下の通りです。
区分 | 料金 | 必要事項 |
グループ料金 | 【おとな】1,000円 | 10名以上限定 |
【小・中学生】350円 | ||
母子手帳割引 | 【おとな】800円 | 中学生までのお子様の母子手帳の提示必須 2019年12月1日~2020年3月19日 |
【小・中学生】300円 | ||
学校授業料金 | 【小・中学生】200円 | 学校授業・学校行事での利用のみ |
スキー場シーズン券割引① | 【大人】700円 | 2020年2月 |
【小・中学生】200円 | ||
スキー場シーズン券割引② | 【大人】900円 | 2020年3月~7月 |
【小・中学生】200円 | 2020年9月・10月 | |
スキー場シーズン券割引③ | 【大人】1,000円 | 2020年8月 |
【小・中学生】200円 | ||
あきた家族ふれあいサンサンデー | 【小・中学生】200円 | 毎月第3日曜日 |
秋田と岩手にあるスキー場のシーズン券を水族館で提示すると、割引が適用されるので、スキーをした時には水族館にも訪れてみてはいかがでしょうか。
「男鹿半島水族館GAO」の年間パスポート
「男鹿半島水族館GAO」には、年間パスポートがあります。年間パスポートの料金に関しては、以下の通りです。
区分 | 料金 |
おとな | 2,500円 |
小・中学生 | 1,000円 |
有効期間は、購入日から1年間です。
また、「男鹿半島水族館GAO」の年間パスポートにはお得な特典がありますよ。各種特典に関しては以下の通りです。
- ミュージアムショップ・レストランの料金が10%OFF
- スタンプカードが貰える。スタンプを貯めるとお得な特典がもらえる
- 誕生月に特典付きダイレクトメッセージが届く
- 年間パスポート会員1名につき、お連れ5名まで入館料金が100円引き
- 道の駅「おが内のガオジェラ」にて年間パスポート提示で、ジェラートまたはソフトクリームが50円引き
水族館にあるお店でお得に買い物ができたり、スタンプカードといった特典が付いてきたりするので、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
「男鹿半島水族館GAO」のアクセス
次に、「男鹿半島水族館GAO」の飛行機、電車、バス、自動車のアクセス方法と、駐車場情報についてそれぞれ解説していきますね。
飛行機
飛行機を使って行く場合は、「羽田空港」から約1時間、「千歳空港」から約55分で秋田空港に到着します。
「秋田空港」からは、レンタカー利用で片道1時間30分、「秋田エアポートライナー」利用で片道2時間かかります。
「秋田エアポートライナー」は、予約制の乗り合いタクシーです。
事前に予約が必要なため、あらかじめ利用するときには電話を( 018-867-7444)しておきましょう。
なお、「秋田エアポートライナー」男鹿半島号の利用料金は、片道7,000円かかります。
電車
水族館の最寄り駅は「男鹿駅」です。各駅からの「男鹿駅」までのアクセスは以下の通りです。
出発駅 | 乗り換え駅 | 所要時間 |
秋田駅(JR男鹿線) | なし | 約1時間 |
青森駅(奥羽本線) | 追分駅 | 約4時間 |
仙台駅(秋田新幹線「こまち」) | 秋田駅 | 約3時間20分 |
東京駅(秋田新幹線「こまち」) | 約5時間 |
タクシー
電車で「男鹿駅」に下車した後は、タクシーを利用する必要があります。「男鹿駅」からタクシーを利用すると、片道30分で水族館に到着します。
また通常のタクシー以外にも、「男鹿半島あいのりタクシー“なまはげシャトル”」があります。「なまはげシャトル」を利用すると、片道45分~1時間で水族館に到着します。
「なまはげシャトル」の運行本数は、8時~15時まで1・2時間に1本ほどです。詳しくは、時刻表(なまはげシャトル公式サイト)を確認してください。
また、「なまはげシャトル」は予約ができるので、確実に利用したいときには、あらかじめ予約をしておきましょう(
0185-24-7400)自動車
自動車を利用して水族館へ行く場合は、公式で以下の3つのルートを紹介しています。
船川から水族館へ行くときに2つのルートがあり、「なまはげライン経由」で行くと、最短で水族館へ到着します。
一方で、「門前経由」で行くと時間はかかるものの、海岸線を通るので、海景色をドライブしながら水族館へ行くことができますよ。
駐車場
「男鹿半島水族館GAO」には専用駐車場が2つあります。500台駐められる駐車場と、130台駐められる駐車場があります。
また、混雑時には第二・第三駐車場が開放されますよ。第二・第三駐車場開放時には、それぞれの駐車場から無料シャトルバスが運行されます。
駐車場の混雑情報などは「Facebook」にて発信中なので、車で行くときはあらかじめチェックしておきましょう。
秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の所要時間
次に、秋田県にある「男鹿半島水族館GAO」の所要時間について解説していきます。
水族館内にある展示を見るだけなら、1時間30分あれば全ての展示を見られます。
ホッキョクグマ・ペンギン・アザラシたちのエサやりの時間などのイベントに参加したり、ゆっくり展示を見たりして過ごしたいなら2時間30分あれば大丈夫です。
全館バリアフリーのため、高齢者の方でも歩き疲れないような工夫が施されているので、館内移動時は疲れにくいですよ。
「男鹿半島水族館GAO」の混雑情報
最後に、「男鹿半島水族館GAO」の混雑情報について解説していきます。
水族館は、大型連休シーズンや土日祝に混雑しがちです。混雑時には、営業時間が9:00~17:00から7:30~18:00に変更することがあります。
開館時間の変更や混雑情報に関しては、公式サイトにて最新情報が配信されるので、混雑時期に行くときには必ずチェックしましょう。
混雑時期に行く場合、開館時間前には必ず行っておきたいところです。なお、平日に行くと水族館は空いています。
混雑時期では、「なまはげシャトルバス」の予約がすぐに埋まってしまう可能性があります。
水族館へ行く予定が決まったら、すぐに予約しておくようにしましょう。
まとめ
ここまで、秋田県にある「男鹿水族館GAO」の見どころと概要について、それぞれ解説していきました。内容をまとめると、以下の通りです。
特徴 | 秋田県男鹿市にある中規模な水族館 |
エリア | 12のエリア数 |
見どころ | 「男鹿の海大水槽」 |
「ホッキョクグマ広場」 | |
「ハタハタ博物館」 | |
料金 | 大人で1,100円 |
割引料金 | グループ料金やスキー場シーズン料金など |
年間パスポート | 大人で2,500円 |
アクセス | 「男鹿駅」からタクシーで片道30分~1時間 |
所要時間 | 【ゆっくり】2時間30分 |
【ふつう】1時間30分 | |
混雑情報 | 大型連休や土日祝に混雑する |
「男鹿半島水族館GAO」は、12のエリア数があり、中規模な水族館です。
1,100円と入館料金が安いため、お財布に優しいです。水族館内にある展示は、どれも見応えのあるものばかりですよ。
男鹿半島に棲む生きものたちや、世界の生きものたちを見て、心ゆくまで過ごしてみてはいかがでしょうか。
秋田県に訪れた時には、「男鹿半島水族館GAO」へ行ってみてください。充実した時間を過ごせますよ。
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