「熱帯魚の飼育を始めてみたい。でも、必要なものって何だろう…」と思っていませんか?
初めて熱帯魚を飼うなら、何が必要なのか、何から揃えれば良いのか全然分かりませんよね。
必要なものが具体的にイメージできないと、「やっぱりやめた…」と挫折してしまうことも。
そこで本記事では、初めての熱帯魚飼育に必要なもの13選を紹介します。
本記事で紹介する商品を揃えれば、安心して熱帯魚の飼育を始められますよ! 初心者にオススメの商品もあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事では、ネオンテトラやグッピーなどの小型の熱帯魚を飼うことを想定しています。あらかじめご了承ください。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1656219?title=%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8-40&searchId=4011884335
熱帯魚を飼育するうえで必要なものは13個ある
熱帯魚を飼育するうえで必要なものは、13個あります。飼育する熱帯魚を決めてから必要なものを揃えることで、スムーズに飼育を始められますよ!
必要なもの13個を金額例もあわせて紹介すると、以下のとおりです。なお、商品の金額は本記事で紹介する商品を参考にしたものです(送料は除く)。
必要なもの | 金額 |
水槽(30cm) | 2,276円 |
マット | 233円 |
ろ過フィルター | 1,328円 |
ヒーター | 2,403円 |
温度計 | 557円 |
塩素中和剤 | 680円 |
水草 | 640円 |
底砂 | 699円 |
熱帯魚専用の人工飼料 | 658円 |
バケツ | 660円 |
ホース | 995円 |
メラミンスポンジ | 122円 |
網 | 364円 |
– | 合計/11,615円 |
ネオンテトラなどの小型熱帯魚の飼育を考えるなら、総額13,000円ほどかかると見込んで良いでしょう。
初めての方にとって、いきなり全てのものを準備するのは大変かと思います。次の章からオススメの商品を紹介するので、1つずつ確認しながら揃えていきましょう!
ちなみにペットショップやホームセンターでは、前述した道具が販売されていない場合があります。
そのため、次の章から紹介する商品リンクからの購入をオススメします。
熱帯魚の飼育に必要なもの①水槽だけじゃなくてマットも忘れずに
熱帯魚の飼育には、水槽は欠かせません。水槽には30cmや45cm・60cmなどのサイズがあります。
30cm水槽でネオンテトラ10匹、45cm水槽でネオンテトラ20匹が入るほどの大きさです。
水槽が大きいほどスペースを取りますが、魚にストレスを与えにくくなります。初めて熱帯魚を飼うなら、30cmまたは45cm水槽がオススメです。
熱帯魚によっては、ビンで飼える場合があります。ただし、ビンで飼うと魚にストレスを与え、病気にかかりやすくなってしまうのです。
熱帯魚を飼育するなら、ビンではなく水槽にしましょう。
また必要なものは水槽だけでなく、マットも欠かせません。台の上に水槽を直接置くと、揺れなどの衝撃によって水槽にダメージを与えてしまいます。
そのため、水槽を選ぶ時にはマットもあわせて購入しましょう。
熱帯魚の飼育に必要なもの②ろ過フィルターで水を綺麗に浄化!
熱帯魚の飼育には水槽やマットだけでなく、ろ過フィルターが必要不可欠です。
熱帯魚を飼育すると、水槽内に魚のフンや食べ残しなどの汚れが発生します。汚れを放置すると、熱帯魚の健康に影響を与えかねません。
ろ過フィルターを設置することで、水槽内の汚れを取り除いて綺麗な水に浄化してくれるんです。
ろ過フィルターには外部フィルターや上部フィルター、底面フィルターなどさまざまな種類があります。30cmと45cmの水槽なら、外部フィルターがオススメです。
外部フィルターなら、水槽の上部に引っ掛けるだけで使用できます。小型のものが多いため、取り外し簡単で使いやすいです。
熱帯魚の飼育に必要なもの③ヒーターと温度計で、快適な水温に!
熱帯魚を飼育するためには、水温を一定に保つ必要があるんです。そのため、ヒーターも熱帯魚の飼育で必要なものの1つとして数えられます。
熱帯魚は種類によって異なりますが、25℃~30℃の水温が適温とされています。
室内で飼育すると水温は低くならないと思われがちですが、冬になると、水温は15℃まで下がるんです。熱帯魚が快適に過ごせるためにも、ヒーターは欠かせません。
熱帯魚の飼育が初めてなら、オートヒーターを選びましょう。自動で水槽を温めてくれるので、手間がかかりません。
また、ヒーターが適温になっているか確認するために温度計が必要です。デジタル式で温度が分かりやすく確認できる温度計もあるので、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか?
熱帯魚の飼育に必要なもの④塩素中和剤で魚が生きられる水にする
水槽にただ水を入れるだけでは、熱帯魚は生きられません。そこで必要なものが、塩素中和剤です(別名、カルキ抜きとも)。
水道水には、私たちが安全に水を飲めるように塩素(カルキ)が使われています。塩素は水道水に含まれるバクテリアを分解する役割があります。
バクテリアには水槽内を綺麗にしてくれる役割があるため、塩素によってバクテリアが分解されてしまうと、水槽内の水質が悪化してしまうんです。
塩素中和剤を使うことで、塩素を中和し、バクテリアの繁殖を促すことができます。そして、水槽内の水質を一定に保つことができます。
ちなみに塩素中和剤の中には、熱帯魚のエラや粘膜を保護してくれるすぐれものもあるんです。ぜひ、選んでみてはいかがでしょうか?
熱帯魚の飼育に必要なもの⑤水草と底砂で、水の濁りを綺麗にする
熱帯魚が水槽で快適に過ごすためには、水草が必要です。水草は光合成によって酸素を水槽内に送り込んでくれるんです。
さらに熱帯魚のフンなどを分解して、水の濁りを浄化してくれる役割もあります。
水草は種類によって育ちやすさが異なります。熱帯魚の飼育が初めてなら、マツモとアナカリスがオススメです。
マツモとアナカリスは、専用の照明や肥料なしで育つことから、初心者でも管理しやすいです。ぜひ、水槽を彩ってみてください。
また、水草を設置するためには底砂が必要です。底砂を敷くことで、水草が根を張って育ちやすい環境を作ることができます。
さらに底砂は、水槽内にバクテリアを繁殖させる役割もあることから、水質を綺麗に保てるんです。
数ある底砂の中でも、ソイルがオススメです。ソイルを敷けば、水草の成長を促進させるだけでなく、水草のレイアウトを整えられますよ。
熱帯魚の飼育に必要なもの⑥熱帯魚専用のエサで、魚の健康を維持!
熱帯魚が健康に育つためには、専用のエサが欠かせません。
市販されている専用のエサは、主に顆粒タイプとフレークタイプに分かれています。その他には、金魚専用のエサや底を泳ぐ魚専用のエサなどもあります。
ネオンテトラやグッピーなどの小型の熱帯魚を飼育したいなら、顆粒タイプを選びましょう。顆粒タイプを選べば、小型の熱帯魚にとってエサが食べやすいです。
ちなみに市販されている専用のエサには、健康維持に欠かせない栄養素を強化した商品もあります。ぜひ、検討してはいかがでしょうか?
熱帯魚の飼育に必要なもの⑦掃除道具も忘れずに準備しよう
熱帯魚の飼育に必要なものは、水槽やろ過フィルターだけでなく、掃除道具も欠かせません。
水槽の水質を一定に保つためには、1週間~2週間に1回、水槽内の1/3程度の水換えが必要です。水換えを行うことで、有害物質を取り除き、水質を改善できます。
そのため、水換えを行ううえで、バケツやホースが必要になります。
市販されている商品の中には、熱帯魚専用に注ぎやすいバケツやホースがあるんです。ぜひ、選んでみてください。
また水換えを行う時には、網で熱帯魚を別の容器に移し替える必要があります。慣れないと熱帯魚が逃げてしまい、なかなかすくえません。
そこでオススメしたい網が、「しなり」です。「しなり」は、魚をすくいやすい形になっているため、素早くキャッチできます。
気持ちよく魚をキャッチできるので、金魚すくいみたいに楽しめますよ。
その他には、水槽に発生したコケやぬめりを取り除くためのスポンジが必要です。効率的に掃除をしたいなら、メラミンスポンジを選びましょう。
メラミンスポンジなら、しつこい汚れを落とせる高い洗浄力を持っていることから、水槽内をピカピカにできます。
100円ショップでも販売されているので、簡単に手に入りますよ。
【まとめ】必要なものをそろえて、熱帯魚飼育を始めよう!
初めて熱帯魚飼育を始めるなら、どんなものを揃えれば良いのか迷うところです。
本記事で紹介した必要なものは13個あります。初めての方にとって、全ての道具を揃えることは苦労するかもしれません。
ですが、1つずつ確認しながら揃えれば、環境を着実に整えられますよ。ぜひ、熱帯魚飼育を始めてみてくださいね!
「まだ、どんな魚を飼うか決めてないんだよね…」という方に、初心者にオススメの飼いやすい熱帯魚を下記の記事で紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。