2020年5月25日、沖縄県豊見城(とみぐすく)市に新しい水族館がオープンしました。その名も、「DMMかりゆし水族館」。
「DMMかりゆし水族館」では、プロジェクションマッピングで音や映像を駆使した展示を楽しめます。さらに、美ら海水族館では展示されていない様々な生きものたちとの出会いが待っています。
他にも、沖縄の海岸を再現した展示や床一面がガラス張りになっている展示など様々。豊見城市にある観光地の中でも、話題沸騰のスポットとして注目を集めています。
そんな水族館のことが気になりませんか?そこでこの記事では、「DMMかりゆし水族館」の見どころ3選を中心に紹介しますね。
この記事を読めば、「DMMかりゆし水族館」の魅力を理解できます。ぜひ最後までご覧ください。
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20130433101post-2622.html
2020年5月沖縄豊見城市にオープンしたDMMかりゆし水族館
2020年5月25日、沖縄県南部に位置する豊見城市に水族館がオープンしました。その名も、「DMMかりゆし水族館」。
かの大手企業、「DMM.comグループ」が初めて運営する水族館なのです。「かりゆし」は、沖縄の方言で「めでたいこと」や「縁起のよいこと」を意味します。
「DMMかりゆし水族館」のコンセプトは、「最新の映像表現と空間演出を駆使した新しいカタチのエンタテインメント水族館」。
館内はプロジェックションマッピングによる音や光、映像が駆使されていて、エンターテイメントと自然を融合した水族館となっています。
DMMかりゆし水族館は豊見城市のイーアス沖縄豊崎にある
「DMMかりゆし水族館」は、2020年6月19日に開業した大型複合商業施設「イーアス沖縄豊崎」の中にあります。
「イーアス沖縄豊崎」は大手ブランドから地元ブランドまで、約155店舗ものお店が出店している大型ショッピングモールなのです。
沖縄県内にある「サンエーパルコシティ」や「イオン沖縄ショッピングセンター」に並ぶ、豊見城市の観光スポットとして注目を集めています。
また、那覇空港から車で20分ほどで到着できるのでアクセスも抜群です。
ちなみに、那覇空港から「イーアス沖縄豊崎」行の路線バスが出ています。約30分間隔で運行されています。
DMMかりゆし水族館へ行くならアプリをダウンロードしよう
https://twitter.com/dmm_kariyushi/status/1276076647683207169
「DMMかりゆし水族館」は、他の水族館にあるような解説板が設置されていません。そのため、事前に公式アプリをダウンロードする必要があります。
館内の至るところにタッチポイントがあり、スマホをかざすことで生きものの情報を確認できるのです。公式アプリの機能は主に4つあります。それぞれの機能は次の通りです。
- 【フロアマップ】各エリアの情報や自分の現在地を確認できる
- 【いきもの図鑑】タッチポイントでかざした生きものの解説を見られる。水族館にいないくても後から見られる
- 【いきものあつめ】タッチポイントでかざした生きものたちがアプリ内に追加される。コレクション感覚で楽しめる
- 【クーポン】館内にあるカフェやショップで利用できる限定クーポンの配信
アプリは無料ダウンロードできます。来館する前にダウンロードしておきましょう。詳しくは、「DMMかりゆし水族館アプリダウンロードページ」を確認してください。
豊見城市にあるDMMかりゆし水族館の展示内容
ここで、「DMMかりゆし水族館」の展示内容を紹介します。2Fは「亜熱帯気候が織りなす常緑の森」、1Fは「多彩な生物が息づく澄み切った海」という名前でエリアが分かれています。
それぞれのエリアにある展示を紹介すると次の通りです。なお、各エリアにある展示には名前が付いていません。以下に紹介する展示名は筆者が付けたものなので、あらかじめご了承ください。
- 大型スクリーン展示
- 巨大な水草水槽
- やんばるの森
- やんばるの森周辺
- 水生生物たち
- ペンギンの岩場
- 床一面ガラス張り水槽
- 沖縄の海岸
- タッチプール
豊見城市や那覇市など沖縄近海にすむ生きものたちから、アマゾンに生息する生きものたちが見られます。沖縄だけでなく海外の生きものたちも見られる点が特徴的。
豊見城市の人気スポットDMMかりゆし水族館の見どころは?
「DMMかりゆし水族館」は、豊見城市内にある観光スポットの中でも人気となっています。特に、水族館の見どころとして話題に挙がるのは、以下の3つです。
- プロジェクションマッピングなど五感を駆使した展示の数々
- 沖縄では見られない様々な生きものたち
- 美しい展示の数々
プロジェックションマッピングや五感を駆使した展示の数々は、足を踏み入れた時に幻想的な世界観に引き込まれてしまいます。
また、沖縄では見られない生きものたちが多数展示されているので、貴重な生きものたちとの出会いを楽しめるのです。
さらに、沖縄の海岸や大海原を再現した水槽など、美しい展示の数々があります。
「DMMかりゆし水族館」は、水族館とエンターテイメントが融合した世界観を楽しめる工夫が施されているのです。
次の章から、それぞれの見どころについて詳しく紹介していきますね。
DMMかりゆし水族館の見どころ①五感を駆使した展示
「DMMかりゆし水族館」には、プロジェックションマッピングによる音や映像を駆使した展示があります。
特に2Fエリアにある「やんばるの森」では、その魅力を存分に堪能できます。
「やんばるの森」では、沖縄北東部に生息する天然記念物、ヤンバルクイナの姿が映像で壁に映し出されているのです。また映像だけでなく、エリア内のどこからともなくヤンバルクイナの鳴き声も聴こえてきます。
ヤンバルクイナの鳴き声はスタッフが現地に赴き、24時間体制で録音したんだそうです。
また、「やんばるの森」にあるカジュマルの大木をイメージしたオブジェクトには、木の穴から覗いているリュウキュウオオコノハズクが映し出されています。
他にも、ウッドデッキでは風に揺れる木陰や、沖縄にすむオオゴマダラが飛び立つ映像も流れています。
「やんばるの森」では、実際に沖縄の森に入り込んでいるかのような気分を味わえますよ。
DMMかりゆし水族館の見どころ②沖縄では出会えない生きもの
「DMMかりゆし水族館」は、沖縄では見られない様々な生きものたちと出会えます。
例を挙げると、成長すると3mもの大きさに成長するピラルク。銀色に輝く姿が美しいアロワナなどの魚が展示されています。
他にも、ペンギンやカピバラ、カワウソといった可愛らしい動物たちも展示されています。
また水族館には珍しく、ナマケモノもいるのです。時間帯によっては、自由に館内を動き回る様子を見られますよ。
https://twitter.com/hohoholiday1111/status/1278898528098512901
ちなみに、「美ら海水族館」は沖縄近海にすむ生きものしか展示されていません。そのため、「DMMかりゆし水族館」では「美ら海水族館」で展示されていない生きものたちに出会えるのです。
DMMかりゆし水族館の見どころ③美しい展示の数々
「DMMかりゆし水族館」には、美しい展示が数多くあります。数ある中でも、特に以下の5つの展示が人気です。
- 「沖縄の海岸」
- 「床一面ガラス張り水槽」
- 「海中トンネル」
- 「クラゲ円柱水槽」
- 「沖縄回遊大水槽」
次の項目から、それぞれの展示について詳しく解説していきます。
沖縄の海岸
「沖縄の海岸」では、沖縄の浅瀬にすむ魚たちを見られます。背景には沖縄の海の映像が流れ、実際に沖縄の海岸を見ているかのような雰囲気に。
また、外の時間の経過によって雰囲気が変わっていくのです。夕暮れ時には日が沈む映像が流れ、夜には空に流れ星がきらめきます。
時には激しい雨が降る映像に変わったり、クジラが海を泳ぐ映像を楽しめたりできるのです。様々な海の表情が見られる、そんな展示です。
床一面ガラス張り水槽
https://twitter.com/dmm_kariyushi/status/1266936200956268544
「床一面ガラス張り水槽」は、水深6.6mもの深さがある水槽にガラス天井が設置されています。その上を、靴を脱いで歩くことができるのです。
設置されているガラス天井は透明感があるので、まるで海の上を歩いているかのような気分を味わえますよ。
海中トンネル
「海中トンネル」は、鮮やかなサンゴ礁と色とりどりの魚たちが展示されているトンネル水槽。頭上までぐるりと覆われているアクリル板が特徴です。
トンネルをくぐると、まるで沖縄の海をダイビングしているかのような気分になれます。
クラゲ円柱水槽
https://twitter.com/dmm_kariyushi/status/1271360801727590400
巨大な円柱水槽が立ち並ぶ幻想的な空間。それが、「クラゲ円柱水槽」。「クラゲ円柱水槽」のエリア内は、ネオンとミラーが至るところに設置されています。
一度エリア内に足を踏み入れると、ふわふわ漂うクラゲたちの世界に癒やされますよ。
ちなみに「クラゲ円柱水槽」は、時間の経過と共に変化する空間演出が施されているのです。ネオンの色がブルーからレッドに移り変わるなど、時間の移ろいと共に展示を楽しめます。
沖縄回遊大水槽
「沖縄回遊大水槽」では、沖縄近海にすむ魚たちが自由に泳ぎ回る様子を見られます。
大型のマダラトビエイや他の水族館ではなかなか出会えないシノノメサカタザメ。数百匹もの群れをなして泳ぐグルクマたちなどを観察できます。
また、円形のアクリル板から大水槽を覗くと、まるで自分が大水槽の中に入ったかのような気分を味わえます。
沖縄の大海原を目の前でじっくり観察できる、「DMMかりゆし水族館」が誇る大水槽です。
「DMMかりゆし水族館」は一部の展示を除き、時間の経過と共に展示の雰囲気が変わります。
昼から夕方、そして夜へと、外の時間に合わせて館内の明るさが変化します。
ぜひ、それぞれの時間帯にあわせて展示を楽しんでみてはいかがでしょうか?
豊見城市にあるDMMかりゆし水族館へ行く前に情報を確認しよう
ここまで豊見城市にある水族館、「DMMかりゆし水族館」の見どころなどを紹介しました。記事を読み進めて来た人の中で、「行ってみたい。」と感じた人もいるでしょう。
そんな人のために、「DMMかりゆし水族館」の基本情報を紹介しますね。基本情報は以下の通りです。
所在地 | 沖縄県豊見城市豊崎3-35 |
営業時間 | 10:00 ~ 21:00(最終入館時間は20:00。年中無休) |
電話番号 | 不明 |
料金 |
|
アクセス |
|
公式サイト | DMMかりゆし水族館 |
「DMMかりゆし水族館」は、館内でのマスク着用が必須です。マスクを着用できない場合、入館できません。
そのため、水族館へ行く前には必ずマスクを持っていきましょう。マスクがない場合、水族館の入り口で販売しているので購入してください。
豊見城市の人気スポットDMMかりゆし水族館について まとめ
ここまで、豊見城市にある「DMMかりゆし水族館」の概要や見どころについて紹介しました。
沖縄だけでなく、亜熱帯にすむ生きものたちにも出会える水族館です。館内は外の時間の経過と合わせて雰囲気が変わるので、各時間帯ごとに水族館を楽しめます。
那覇空港から車やバスで20分ほどで行けるので、アクセスも抜群です。
ぜひ、沖縄へ来た時には行ってみてはいかがでしょうか?自然とエンターテイメントが合わさった、新しい楽しみ方ができる水族館ですよ。
ちなみに、下記の記事で「DMMかりゆし水族館」の評判を紹介しています。リアルな口コミも紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。