「「鴨川シーワールド」にはシャチがいるんだよね。でも、シャチ以外の動物はどんな生きものが展示されているんだろう…。」
「鴨川シーワールド」といえば、シャチを思い浮かべる人が多いですよね。水族館のシンボル的な存在として、多くの来館者から人気があります。
シャチ以外にも、イルカやベルーガなど、水族館で出会える動物たちはたくさんいますよ。
この記事では、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちを紹介していきます。
この記事を読んで、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちの魅力を知ってもらえたら、うれしいです。ぜひ、最後まで記事を読みましょう。
アイキャッチ画像出典:http://www.kamogawa-seaworld.jp/aquarium/program/beluga.html
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち①シャチ
最初に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、シャチです。シャチが見られる水族館は、「名古屋港水族館」とここだけです。
展示されているシャチたちは、全て「鴨川シーワールド」で生まれ、中には体重2,000kg、5mもの大きさを誇るシャチもいます。
通称「海のギャング」とも呼ばれ、他の動物たちから恐れられている存在ですが、水族館ではパフォーマンスを披露したり、トレーナーや来館者に愛嬌を振りまいたりしています。
2019年12月時点、展示されている4頭のシャチたちは、以下の通りです。
名前 | 誕生日 | 年齢 |
ルーナ | 2012年7月19日 | 7歳 |
ラン | 2006年2月25日 | 13歳 |
ララ | 2001年2月28日 | 18歳 |
ラビー | 1998年1月11日 | 21歳 |
ラビーは21歳と、展示されているシャチのなかでも高齢です。海に生息しているシャチたちの年齢は平均で50歳前後、中には80歳という高齢の個体もいます。
飼育員によると、ラビーは、生まれてすぐに自分で泳げなかったり、授乳まで時間がかかったりして苦労したそうです。
ラビーは2008年にアースを、2012年にはルーナを生み、今では立派なお母さんに成長しています。
なお、ラビーの子供であるアースは、名古屋港水族館で展示されています。
ちなみに、「鴨川シーワールド」にいるシャチのことをもっと知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち②イルカ
次に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、イルカです。バンドウイルカとカマイルカたち、合わせて4頭が展示されています。
「サーフスタジアム」では、バンドウイルカとカマイルカのコンビネーションが見られる「イルカパフォーマンス」が味わえます。
また、パフォーマンスだけでなく、「イルカの海」では、イルカのいるプールに入り、コミュニケーションがとれるイベントも開催されていますよ。
その他にも、イルカにタッチしたり、記念撮影が楽しめたりできるイベントが充実しています。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち③ベルーガ
次に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、ベルーガです。通称、「海のカナリア」とも呼ばれています。
ベルーガは、周囲の音を感知できる能力を持ち、特殊な音波を発生させることができるのです。音波の音が笛の音に似ていることから、「海のカナリア」と呼ばれています。
また、口から水や空気を押し出す「バブリング」ができることも、ベルーガの特徴です。
「鴨川シーワールド」では、「マリンシアター」にてベルーガのパフォーマンスが楽しめます。大画面でベルーガの視覚化された音波を、リアルタイムで見ることができます。
2019年12月時点、「鴨川シーワールド」で展示されているベルーガは5頭です。名前はピーター、ジュブ、ビーツ、ミリー、ニーナです。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち④エトピリカ
次に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、エトピリカです。2015年3月14日にリニューアルされた、「ピリカの森」で展示されています。
エトピリカは、北海道東部に生息している鳥で、名前には「くちばしが美しい」という意味が込められています。
また、翼と足にある水かきを使って水中を泳ぐことができるのです。「鴨川シーワールド」では「ピリカの森」にて、水中を自由に泳ぐ姿が見られます。
リニューアルオープンした「ピリカの森」は、約800匹ものサケたちが泳ぎ、エトピリカが生息している北海道の海を再現した展示となっています。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち⑤ペリカン
次に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、ペリカンです。水族館では、「ペリカンの池」にてペリカンたちが展示されています。
「ペリカンの池」で展示されている生きものは、淡いピンク色をしたモモイロペリカンと、白黒の囲み目が特徴のコシグロペリカンです。
「鴨川シーワールド」では、ペリカンたちを間近で見られる「ペリカンのガイダンス」が行われています。
水族館の敷地内を、ペリカンたちがお散歩するイベントです。間近でペリカンが見られるので、迫力がありますよ。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち⑥トド
次に紹介する「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、トドです。水族館では、「トドの海」で展示されています。
水族館では何頭ものトドが展示されていて、岩盤の上で寝そべっている姿が見られます。また、水中で自由に泳いでいるトドの姿も見られますよ。
2014年11月14日、千葉県山武市の殿下海水浴場で、衰弱したトドが発見されたことがありました。水族館で保護し治療を続けた結果、一命を取り留めています。
保護されたトドは、「幸せになって欲しい」という願いから「サチ」と名付けられました。現在も、元気に活動している姿を見ることができますよ。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち⑦アシカ・アザラシ
次に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、アシカとアザラシです。水族館では、「アシカ・アザラシの海」で展示されています。
展示されているエリアでは、希少生物に指定されているゼニガタアザラシを公開しています。また、アゴヒゲアザラシや、ワモンアザラシといった生きものたちも展示されています。
鴨川シーワールドでは、アザラシ以外にもアシカがいますよ。特に、「アシカパフォーマンス」が人気です。コミカルな動きとショートコントが、来館者にウケています。
パフォーマンスだけでなく、アシカと撮影ができる「笑うアシカと記念写真」のイベントもありますよ。アシカと一緒に、笑顔で写真を撮れるチャンスです。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち⑧セイウチ
次に紹介する「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、セイウチです。水族館では、「セイウチの海」で4頭のセイウチたちが展示されています。
岩盤のある陸上で寝そべったり、水中で泳いだりと自由に過ごしている様子を観察できます。
2019年12月時点、展示されている4頭のセイウチたちは、以下の通りです。
- リク
- リル
- ルーク
- ミナ
展示されている4頭のセイウチたちは、小さいものから大きいものまで様々です。特に、大きなセイウチが元気に動いている様子は、迫力があります。
「鴨川シーワールド」では、セイウチのなかでも人気のある、「タック」がいました。
しかし残念ながら、2019年10月14日に亡くなってしまいました。35歳の年齢で天寿を全うしています。
「鴨川シーワールド」で出会える動物たち⑨ペンギン
最後に紹介する、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちは、ペンギンです。
水族館では、「ペンギンの海(屋外施設)」と「ポーラアドベンチャー(屋外施設)」で展示されています。
屋外か屋内かで展示されているペンギンが異なるので注意です。それぞれのエリアで展示されている生きものは、以下の通りです。
エリア | ペンギン |
ペンギンの海 |
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ポーラアドベンチャー |
|
「鴨川シーワールド」は、世界で初めてオウサマペンギンの人工授精に成功しました。
オウサマペンギンは将来、最悪の場合絶滅してしまうのではないかと懸念されています。
「鴨川シーワールド」がペンギンの人工授精を成功させたことによって、ペンギンの繁殖に繋がるのではないかと期待されています。
まとめ
ここまで、「鴨川シーワールド」で出会える動物たちを紹介していきました。
「鴨川シーワールド」と言えば、シャチを思い浮かべる人が多いかと思います。シャチ以外にも、イルカやベルーガ、希少生物であるエトピリカといった鳥も展示されています。
動物たちには、それぞれ違った特徴や魅力があり、個性があって面白いですよ。
ぜひ、シャチだけでなく、他の動物たちにも注目してみてください。新たな発見を楽しめるかもしれませんよ。