「海遊館のジンベエザメについて詳しく知りたい」「海遊館のジンベエザメの楽しみ方について知りたい」
こんな方に参考になる記事を書きました。
ジンベエザメは、「海遊館」のシンボルです。現在、「海遊館」では2匹のジンベエザメが優雅に泳ぐ姿を見られますが、今日に至るまでには歴史があります。
そこで本記事では、「海遊館」のジンベエザメの歴史や魅力、とっておき楽しみ方を3つ解説します。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3967258?title=%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%A1&searchId=207235913
海遊館のシンボルであるジンベエザメとは?
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1990年のオープン当初から、「海遊館」では「ジンベエザメ」を展示しています。
「ジンベエザメ」は、オープン当時から多くの人に愛され続け、今もなお「海遊館」のシンボル的存在として知られています。
ジンベエザメを見られる水族館は、日本国内では数少なく、「海遊館」はジンベエザメを見られる貴重な水族館なんです!
「海遊館」は、貴重なジンベエザメが見られることから、今でも人気の水族館として全国的に有名となっています。
ジンベエザメは、体の背面に灰色と白色の斑点があります。斑点(はんてん)模様が、陣兵衛羽織(じんべえばおり)に似ていることが、ジンベエザメという名前が付けられています。
ちなみに、「海遊館」以外にもジンベエザメが展示されている水族館は3つあります。下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
海遊館の大水槽を優雅に泳ぐジンベエザメ
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「海遊館」には、深さ9m・最大長が34mもある世界第5位の大きさ(開館当時は世界最大)を誇る大水槽があります。
「海遊館」の大水槽のアクリルガラスの向こう側は、まさに海そのものです!
大水槽の主役は、もちろんジンベエザメ。ジンベエザメは、成長すると体が10mから12mの大きさになる世界最大の魚類です。
大水槽を優雅に泳ぐジンベエザメは、海遊館の大きな見どころのひとつとなっています。
ちなみに、「海遊館」には「ジンベエザメ」以外にも見どころが沢山あります。下記の記事で詳しく紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
海遊館には2匹のジンベエザメがいる!
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2020年12月現在、「海遊館」にいるジンベエザメは2匹です!「海遊館」のジンベエザメは、オスには「海くん」、メスには「遊ちゃん」と代々同じ名前が付けられているのです。
「海遊館」は、まだ分からないことが多いジンベエザメの生態解明と、保全活動に力を入れています。
保全活動の1つとして、ジンベエザメを6メートル程に成長させ、また自然に帰す活動をしています。
現在の「海くん」は、高知県沖で捕獲された8代目。7代目の「海くん」は大きく成長したため、2019年10月、海に帰りました。
また、現在の「遊ちゃん」は2014年8月から飼育され、4代目になります。
【悲劇を乗り越えて】海遊館のジンベエザメの歴史
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「海遊館」のシンボルとして、絶大な人気を誇るジンベエザメ。
実は、「海遊館」にいるジンベエザメが死んでしまい、大水槽にジンベエザメが一匹もいない時期もあったのです。
2014年7月、「海遊館」は当時のジンベエザメ「天ちゃん」「遊ちゃん」が相次いで亡くなるという悲劇を経験しています。
2匹の急死は衝撃的で、「海遊館」の飼育員や来館者は驚きを隠せませんでした。
大水槽の主役であり、「海遊館」のシンボルであるジンベエザメがいないことは、開館以来初めての出来事でした。
このように、悲しい出来事の乗り越えて現在の「海遊館」があるのです!
「海遊館」の大水槽でジンベエザメが泳ぐ姿を見られることは、決して当たり前ではないことに気づかされる出来事でした。
海遊館のジンベエザメの遊ちゃんが死んじゃったのね…ジンベエザメがいない海遊館はさみしいし、色々キツイよねぇ
— ぽんぽこきー。(旧HN:とますけ) (@ch0326_20190208) July 17, 2014
海遊館にいるジンベエザメの魅力を味わえる、とっておきの3つの楽しみ方!
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「海遊館」にいるジンベエザメの姿を、大水槽の前でゆっくりと眺めているだけで癒されます。
そこで本章では、「海遊館」のジンベエザメの魅力をさらに楽しんでもらうために、とっておきの3つの楽しみ方を紹介します。
3つの楽しみ方とは、以下の通りです。
- 「お食事タイム」で見られる立ち泳ぎ
- バックヤードでの餌やり
- 「カフェ・マーメイド」
次の章から、3つの楽しみ方について詳しく解説していきますね!
【海遊館のジンベエザメの楽しみ方①】「お食事タイム」で見られる立ち泳ぎ
海遊館と言えばやっぱりジンベエザメと青の世界。
巨体が立ち泳ぎする様は【圧巻】の一言 #太平洋 pic.twitter.com/PzcOvHpjTG— とらふざめ (@kazu_aqua21) May 5, 2019
ジンベエザメの立ち泳ぎを見たことがありますか?
「海遊館」のジンベエザメの立ち泳ぎを見られるのは、10時30分と15時の「お食事タイム」です。
ジンベエザメは「お食事タイム」が近づくと水面近くを泳ぎ始め、落ち着かない様子が見られます。
ジンベエザメは、プランクトンや小魚しか食べない温厚な性格です。ですが、エサを食べる時には大きな体で立ち泳ぎをするのです!
野生のジンベエザメも「海遊館」のジンベエザメと同じように、水面近くのエサを食べる時には立ち泳ぎをします。
ジンベエザメが立ち泳ぎをしながら、約100Lの水とエサである大量のオキアミを、大きな口から飲み込む様子はとてもダイナミックですよ。
【海遊館のジンベエザメの楽しみ方②】バックヤードでのエサやり
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「海遊館」には、館内を巡りながら生きものの生態や豆知識を聴いたり、バックヤードでの餌やりを見たりできるガイドツアーがあります。
「プレミアムツアー」と「バックヤードツアー」の2つのツアーでは、バックヤードでのジンベエザメのエサやりを見学できます。
餌やりの見学場所は、大水槽の上部にあるデッキです。そのため、大水槽の前で見られる「お食事タイム」とは違った迫力があります。
飼育員がジンベエザメにエサを与える時には、大きなひしゃくで水面をバシャバシャと叩く合図を出します。
そして、ジンベエザメが水面に近づき、大きな口を開けてひしゃくから餌をもらいます。餌やりを間近で見られる、貴重な体験ですよ!
開館前からスタートするため、開館作業中の「海遊館」を見られます。
]人のいない「海遊館」での観覧とバックヤードのエサやり見学のツアーが楽しめます。
- 【対象】小学生以上(希望により4歳以上の未就学児も有料で参加可能)
- 【定員】20名
- 【時間】開館15分前スタート(約90分間)
- 【料金】1,000円(入館料別途必要)
バックヤードツアーはその名の通り、「海遊館」のバックヤードを案内してもらうツアーです。「海遊館」の裏側を見られます。
飼育員がエサの準備などの作業をしている姿から、ジンベエザメのエサやりまで見られる貴重なイベントですよ!
- 【対象】小学生以上(未就学児は参加不可)
- 【定員】20名
- 【時間】「10:15~11:15 」「 14:45~15:45」(約60分間)
- 【料金】900円(入館料別途必要)
海遊館のツアーとバックヤード見学すっごい楽しかった!( *´︶`*)
案内のお姉さん対私達だけの貸切だったので質問なんかも全部答えてくれて。。これで1人500円は安い。。バックヤードは撮影禁止でしたが、まじかで見るジンベエザメの餌やりは凄かった!(*º ロ º *)#海遊館 pic.twitter.com/9rglZT1cLw— Pancake devilfish (@mssma6) February 5, 2018
【海遊館のジンベエザメの楽しみ方③】「カフェ・マーメイド」
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「海遊館」の館内は広くて、見どころが満載です。「ちょっと歩き疲れた」と感じた時におすすめしたいお店が、「カフェ・マーメイド」です!
「カフェ・マーメイド」の店内はゆったりとした雰囲気で、広い窓からは旅客船や広々とした海を見渡せます。
「カフェ・マーメイド」では、「海遊館」の海の生きものたちをテーマにした可愛いメニューがたくさんあります。
数あるメニューの中でもジンベエザメが好きな方におすすめしたいのは、「ジンベエザメソフト」(税込400円)と「ジンベエザメラテ」(税込450円)です。
休憩している時にも、ソフトやラテでジンベエザメを楽しんでみてはいかがでしょうか?「海遊館」に行った時には、ぜひ「カフェ・マーメイド」へ立ち寄ってみてくださいね。
海遊館で食べた
ジンベエ ソフト✨と
ジンベエ ラテ✨(^^)/ pic.twitter.com/Q8KSjKSi7t— ふわ。 (@v_fuwa_6) March 11, 2018
海遊館でジンベエザメが堪能できるおすすめの時間は?
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「とにかくジンベエザメをゆっくり見たい」「ゆったりした気分でジンベエザメに癒されたい」という人は、できるだけ混雑を避けましょう。
「海遊館」は、休日よりも平日が空いています。
また、平日でも午前中は団体の来館者で混雑している時があるため、午後の来館をおすすめします。
なお、平日の混み合うシーズンは以下の通りです。以下の3つのシーズンは、できるだけ来館を避けた方が良いですよ!
- 2月中旬~3月上旬の午前中(幼稚園の遠足など)
- 4月中旬~5月末の午前中(春の遠足、修学旅行シーズン)
- 10月~11月の午前中(秋の遠足、修学旅行シーズン)
「海遊館」では、17時以降に「夜の水族館」が開催されます。
「夜の水族館」は、日中の雰囲気とは違って照明が暗くなり音楽も変わります。
「夜の水族館」は、いつもと違う「海遊館」の雰囲気を味わえるので新鮮です。混雑を避けて、ゆっくりと幻想的な雰囲気を堪能できますよ!
【まとめ】海遊館のジンベエザメに会いに行こう!
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ここまで、「海遊館」のジンベエザメの魅力や歴史を紹介しました。本記事で紹介したとっておきの3つの楽しみ方は、以下の通りです。
- 「お食事タイム」で見られる立ち泳ぎ
- バックヤードでの餌やり
- 「カフェ・マーメイド」
「海遊館」のジンベエザメは、1990年のオープン当初から「海遊館」のシンボル的存在として多くの来館者から愛され続けています。
現在、8代目の「海くん」と4代目「遊ちゃん」の2匹が優雅に泳ぐ姿を、「海遊館」で見られます。
ジンベエザメが1匹もいなかった時を思うと、2匹同時に見られることが貴重だと感じますね。
ぜひ、「海遊館」のシンボルである「海くん」と「遊ちゃん」を見に来てくださいね!