「埼玉に「さいたま水族館」っていう水族館があるらしいけど、どんなところ何だろう…。」
「さいたま水族館」は、海なし都道府県の埼玉県にある、唯一の水族館です。イルカやアシカがいないうえに、淡水魚のみを展示しているという珍しい水族館です。
一見、ぱっとしない地味な水族館に見えますが、地元民から根強い人気があるおすすめの水族館です。
この記事では、「さいたま水族館」の情報と、おすすめポイントをそれぞれ紹介していきます。
この記事を読んで、淡水魚のみしか展示していない「さいたま水族館」へ、行ってみませんか?ぜひ、最後まで記事を読んでください。
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20190919260post-23275.html
埼玉にあるおすすめスポット「さいたま水族館」とは
「さいたま水族館」は、海のない都道府県である埼玉県の水族館として知られています。埼玉県内にある水族館は「さいたま水族館」1つのみです。
埼玉県には海がないため、展示されている生物は淡水魚のみとなっています。
「さいたま水族館」は、他県の水族館と比べて派手さはないものの、埼玉県民などからは知る人ぞ知るおすすめスポットとして人気があります。
所在地 | 埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1 |
電話番号 | 048-565-1010 |
営業時間 |
※入館は終了時間の30分前まで |
休館日 |
※なお、月曜日が祝日の場合は翌週に振り替え
※なお、月曜日が祝日の場合は開館し、振り替えはなし
|
公式サイト | 「さいたま水族館」(公式サイトへアクセス) |
「さいたま水族館」の入館料金
「さいたま水族館」の通常の入館料金と年間パスポート、割引料金についてそれぞれ解説していきます。
通常の入館料金
「さいたま水族館」の通常の入館料金に関しては、以下の通りです。
大人 | 320円 |
小人(小・中学生) | 80円 |
入館料金は大人で500円もせず、小・中学生は80円と、料金がかなり安いです。
なお、特別期間中だと入館料金が上がるので注意です。特別期間中の入館料金は以下の通りです。
春の特別期間(2019年) | 3月23日~6月9日 |
夏休み特別期間(2019年) | 7月13日~9月1日 |
秋からの特別期間(2019年) | 10月5日~2月9日 |
大人 | 420円 |
小人(小・中学生) | 80円 |
年間パスポート
「さいたま水族館」には、年間パスポートがあります。年間パスポートの料金に関しては、以下の通りです。
大人(高校生以上) | 1,050円 |
小人(小・中学生以上) | 320円 |
シニア(65歳以上) | 840円 |
年間パスポートの料金は、通常の入館料金の3.5回分の料金です。水族館へ4回行けば元が取れる計算ですね。
割引料金
「さいたま水族館」の割引料金に関する情報を調査したところ、割引に関する情報は見当たりませんでした。
なお、条件によっては入館料金が無料になる場合があり、条件に関しては以下の通りです。
- 身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳を持っている
- 障害福祉サービス受給者証や特定医療費(指定難病)受給者証、特定疾患医療受給者証、被爆者健康手帳、戦傷病者手帳、 介護保険被保険者証を持っている
- 障害者1名につき、付き添い1名
- 小学校就学前
- 5月5日と11月14日は小人の入館料金が無料
「さいたま水族館」のアクセス
ここから、「さいたま水族館」の電車やバス、自動車、駐車場の情報についてそれぞれ解説していきます。
電車とバス
「さいたま水族館」の最寄り駅は、東武伊勢崎線の「羽生駅」か「加須駅」です。
注意して欲しい点は、最寄り駅から水族館まで7kmも距離があることです。そのため、最寄り駅から「さいたま水族館」へ行くためには、タクシーの利用が必要になります。
タクシー以外には、「羽生駅」の東口からバスを利用する方法があります。バスの情報に関しては以下の通りです。
バス名 | 料金 | 運行期間 |
朝日バス | 無料 | 4月~11月の土日祝のみ運行 |
羽生市福祉バス | 片道200円 | 平日のみ |
それぞれのバスの運行時間は限られていますので、乗る時間に注意してください。詳細に関しては、バスの運行日や時刻表(pdfファイル)を参考にしてください。
なお、「羽生駅」から「さいたま水族館」までは、片道20分ほどで到着します。
ちなみに、「東京駅」から「さいたま水族館」へ行く場合は、JR宇都宮線「久喜駅」で乗り換え、東武伊勢崎線「羽生駅」で下車します。
そして、「羽生駅」からバスを利用して「さいたま水族館」を目指します。片道合計1時間40分ほどです。
自動車
自動車で「さいたま水族館」へ行く場合は、東北自動車道羽生ICを利用して栗橋方面へ3km行くと、到着できます。
駐車場
「さいたま水族館」には「①羽生水郷公園・さいたま水族館駐車場」と「②水郷公園駐車場」という専用駐車場が2ヶ所あります。
無料で駐車できるうえに駐車場が広いので、自動車で水族館へ行く時には利用したいところです。
休日や大型連休シーズンには、混雑が予想されるため、自動車道や駐車場での混雑が予想されます。
「さいたま水族館」の周辺には、「羽生水郷公園」といった遊べるスポットもあるため、公園などの利用客で混雑する可能性もあります。
どうしても水族館へ行きたい場合は、公共交通機関を利用して行きましょう。
「さいたま水族館」の所要時間や展示エリアなど
次に、「さいたま水族館」の所要時間や展示エリア、混雑時期についてそれぞれ紹介していきます。
展示エリア
「さいたま水族館」の展示については、以下の11ヶ所のエリアに分かれています。
- 上流域の魚
- 中流域の魚
- 下流域の魚
- 平地の池・魚
- 回遊魚
- 外来魚
- 水生昆虫
- タッチングコーナー
- 希少魚コーナー
- 金魚コーナー
- 世界の淡水魚
水族館内は、約200kmもの長さを誇る、荒川の上流から河口までを下るようなイメージで、展示を見ることができます。
展示しているほぼ全ての生きものが、淡水魚という珍しい水族館です。心ゆくまで淡水魚を見て楽しめます。
所要時間
「さいたま水族館」の所要時間は、1時間もあれば全ての展示が見られます。
イベントに参加したり、水族館でゆっくりしたりしたい場合は、2時間ぐらいあればいいでしょう。
混雑時期
「さいたま水族館」の混雑時期は、土日祝や大型連休シーズンです。最も混雑する時間帯は11:00~15:00です。
一方、空いている時間帯は平日の開館直後の時間帯となっています。
特に大型連休シーズンには、「さいたま水族館」の周辺施設とあわせて訪れる来館者が増えてくる傾向にあります。
「さいたま水族館」へ行った人の情報によると、東京都内の人気水族館と比べると、そこまで混雑しないという情報もあるので、比較的ゆっくり水族館で過ごせるでしょう。
埼玉にある「さいたま水族館」のおすすめポイントは何?
「さいたま水族館」は、埼玉県内にあるただひとつの水族館です。
周囲に海がないため、展示している生きものが淡水魚しかいないものの、知る人ぞ知る水族館として根強い人気があります。特に、以下の4つはおすすめですよ。
- 「庭池」で、ソウギョやアオウオ、ニシキゴイといった魚たちにエサやりができる
- チョウザメにエサをあげられる貴重なイベント、「チョウザメのエサやり」
- 絶滅危惧種や天然記念物に指定されている「希少魚」が見られる
- 水族館にある「羽生水郷公園」で自然を満喫できる
次の項目から、それぞれのおすすめポイントを紹介していきますね。
埼玉にある「さいたま水族館」のおすすめポイント①
埼玉にある「さいたま水族館」の最初のおすすめポイントは、「庭池」です。
「庭池」には、1mを超えるソウギョやアオウオ、コイ、ニシキゴイといった魚たちが展示されています。
「庭池」にる魚たちに、1カップ100円でエサやりができます。大きな魚たちが一斉にエサに寄ってきて、食べ始める姿は迫力がありますよ。
その迫力から、「さいたま水族館」の中でも、子供から大人まで楽しめる人気の展示として知られています。
埼玉にある「さいたま水族館」のおすすめポイント②
埼玉にある「さいたま水族館」の次のおすすめポイントは、「チョウザメのエサやり」です。
「さいたま水族館」には、庭の池に大きなチョウザメを展示しています。展示しているだけでなく、チョウザメにエサをあげる体験もできます。
チョウザメにエサをあげられるイベントは、「さいたま水族館」の名物になっていて、他の水族館では見られないイベントなので、ぜひ参加してみてください。
開催日時 |
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その他注意事項 |
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埼玉にある「さいたま水族館」のおすすめポイント③
埼玉にある「さいたま水族館」の次のおすすめポイントは、「希少魚コーナー」です。
「さいたま水族館」では、天然記記念物に指定されている県の魚「ムサシトミヨ」(上記画像)や、国に指定されている「ミヤコタナゴ」といった希少魚が見られます。
これらの魚たちは、埼玉県のみにしか生息していない魚のため、「さいたま水族館」でしか見られない貴重な魚です。
さいたま水族館のオリジナルキャラクター、「ムートくん」は、県の魚に指定されている「ムサシトミヨ」が元になっています。
埼玉にある「さいたま水族館」のおすすめポイント④
埼玉にある「さいたま水族館」の最後のおすすめポイントは、「羽生水郷公園」です。「さいたま水族館」のすぐそばにある公園が、「羽生水郷公園」です。
「さいたま水族館」がオープンする前からあった公園で、国内で唯一の「ムジナモ自生地」が見られます。
自然を満喫できる憩いの場として人気があり、他にも遊具施設やバーベキュー場もあり、「さいたま水族館」とセットで訪れる人が多いです。
2019年時点、「羽生水郷公園」は、より魅力のある文化教育型レクリエーション拠点として整備が進められています。
まとめ
ここまで、埼玉にある「さいたま水族館」の情報とおすすめポイントを紹介していきました。内容をまとめますと、以下の通りです。
- 海なし都道府県の埼玉県にある、唯一の水族館
- 大人の入館料金が320円
- 電車で行く場合は、最寄り駅の「羽生駅」からバスで行かないと厳しい
- 大型連休シーズンなどは混雑するものの、そこまで心配するほどではない
- 「庭池」で、ソウギョやコイといった大きな魚にエサをあげられる
- 「チョウザメのエサやり」で、貴重なエサやり体験を堪能できる
- 「希少魚コーナー」で、「さいたま水族館」にしかいない魚が見られる
- 自然を満喫できる、「羽生水郷公園」
「さいたま水族館」は、イルカやアシカがいないうえに、淡水魚しか展示していない小さな水族館です。
小さい規模ながらも、水族館の展示は見応えのあるものばかりなので、根強い人気があります。
近くにある「羽生水郷公園」も、自然を満喫できる広い公園なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
根強い人気を誇る「さいたま水族館」で、淡水魚の展示を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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