「栃木へ旅行で行くことになったんだけど、水族館ってあるんだろうか…。」
栃木は海のない都道府県ですが、「なかがわ水遊園」と呼ばれる水族館があります。
関東にある淡水魚メインの水族館の中でも、規模が大きいです。中でも、巨大魚で知られるピラルクが、トンネル水槽で見れることから人気があります。
そこの記事では、栃木にある水族館、「なかがわ水遊園」の基本情報やおすすめポイントについて、紹介していきます。
この記事を読んで、淡水魚の展示を楽しめる、「なかがわ水遊園」を訪れてみてはいかがでしょうか。ぜひ、最後まで記事を読みましょう。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%86%86%E7%9B%A4%E6%8A%95%E3%81%92%E3%81%AE%E9%AD%9A-%E9%AD%9A-%E5%8B%95%E7%89%A9%E7%9B%B8-1943755/
栃木にある人気の水族館「なかがわ水遊園」とは
「なかがわ水遊園」は、栃木にある唯一の水族館として知られています。日本最大級の「川の水族館」でもあり、関東にある淡水魚メインの水族館の中で、規模が大きいです。
水族館のコンセプトは、「那珂川から世界の川、そしてあこがれの海へ」です。
「なかがわ水遊園」は、ピラルクが見られるトンネル水槽が目玉となっていて、たびたびメディアでも取り上げられています。
2001年に水族館はオープンされ、2017年には入館者数400万人を突破しています(出典:入館者400万人達成 大田原・県なかがわ水遊園おもしろ魚館より)。
所在地 | 栃木県大田原市佐良土2686 |
電話番号 | 0287-98-3055 |
営業時間 |
|
休園日 |
※7月17日~9月1日は無休(2019年時点) |
公式サイト | 「なかがわ水遊園」(公式サイトへアクセス) |
なお、栃木には「なかがわ水遊園」だけではなく、「さかなと森の観察園」という小さな水族館もあるのです。
幻の魚と呼ばれるイトウや、中禅寺湖のみに生息しているレイクトラウト、といった貴重な魚たちが見られます。
「なかがわ水遊園」の料金情報
ここで、「なかがわ水遊園」の通常の入園料金や、年間パスポートなどについて解説していきます。
通常の入園料金
「なかがわ水遊園」の通常の入園料金は、以下の通りです。
大人(高校生以上) | 650円 |
子供(小・中学生) | 250円 |
幼児(小学生未満) | 無料 |
通常、水族館の入園料金は、1,000円や2,000円といった料金が多いです。その中で、「なかがわ水遊園」の入園料金は650円と格安です。
年間パスポート
「なかがわ水遊園」には年間パスポートがあります。料金については、以下の通りです。
大人(高校生以上) | 2,500円 |
子供(小・中学生) | 1,000円 |
年間パスポートは、大人料金では水族館へ4回行けば、元が取れる計算になりますね。なお、年間パスポートには特典がありません。
割引料金
「なかがわ水遊園」の割引料金に関して調査したところ、割引に関する情報は見当たりませんでした。ただし例外として、以下の条件に該当する場合は、無料で入園できます。
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人
- 老人週間(2019年時点、9月15日~9月21日まで)限定の、65歳以上の入園者
「なかがわ水遊園」へのアクセス
ここで、「なかがわ水遊園」の公共交通機関や自動車のアクセス方法や、駐車場の情報について紹介していきます。
公共交通機関
「なかがわ水遊園」の最寄り駅は、JR宇都宮線「西那須野駅」です。駅から関東バスを利用し、「田宿」で下車後(片道40分)、徒歩5分で水族館に到着します。
他にも、JR東北新幹線「那須塩原駅」から市営バスを使って、片道2時間で水族館へ行く方法があります。
なお、水族館方面へ行くバスの本数は少ないため、時間に余裕を持って駅へ行くことをおすすめします。バスの本数に関しては、バス時刻表を参考にしてください。
ちなみに、「東京駅」から、公共交通機関を使って水族館へ行く場合、JR東北新幹線かJR宇都宮線を利用して、合計で片道2時間30分から4時間ほどもかかります。時間がかかることを覚悟した方がいいでしょう。
自動車
「なかがわ水遊園」へ自動車で行く場合は、公式で以下の4つのルートを紹介しています。
- 東北自動車道西那須野塩原I.C.から国道400号を経由して25km(約45分)
- 東北自動車道矢板I.C.から25km(約50分)
- 東北自動車道宇都宮I.C.から40km(約70分)
- 常磐自動車道那珂I.C.から60km(約90分)
出典:https://tnap.jp/park/access.php
土日祝や大型連休シーズンは、道路が渋滞するため、水族館へ到着するまで時間がかかることが予想されます。
確実に水族館へ行きたい場合は、公共交通機関を使うのも1つの手です。
駐車場
「なかがわ水遊園」には、無料の駐車場が完備されています。車が700台まで駐められる大きい駐車場です。
土日祝や大型連休シーズンでも、駐車場に空きがあるので安心して駐められる、という情報もあります。そのため、駐車場の心配はいらないでしょう。
「なかがわ水遊園」の展示エリアや所要時間など
ここでは、「なかがわ水遊園」の園内エリアや所要時間、混雑情報について解説していきます。
園内エリア
水族園内は、「水族館」(青色)と「体験ゾーン」(緑色)、「サービスゾーン」(オレンジ)の3つのエリアに分かれています。それぞれのエリアは、以下の通りです。
- 那珂川をのぞく
- タッチング水槽
- 栃木の魚たち
- イベント広場
- 日本の希少魚
- 世界の川
- あこがれの海
- 創作工房
- 味わい工房
- おさかな研究室
- 情報ルーム
- ホール
- ギャラリー
- キッズルーム
- インフォメーションカウンター
- Amazon Cafe
- ミュージアムショップフィッシュバル
- 授乳室・おむつ替えコーナー
- 救護室
- ロッカー
- トイレ・多目的トイレ
所要時間
「なかがわ水遊園」は1時間あれば、全ての展示が見られます。もし、展示をゆっくりみたいなら、2時間もあれば余裕を持って見られるでしょう。
水族館の展示は7つと比較的少ないため、歩き疲れることはありません。
混雑情報
「なかがわ水遊園」の混雑情報に関しては、土日祝や大型連休シーズンでも、比較的空いているという情報を見かけます。多少、「トンネル水槽」に人が集まる程度です。
シーズン時の、神奈川や東京の人気水族館では、チケットを買うために1時間待つことも珍しくありません。
一方で、「なかがわ水遊園」は、いつ行っても混雑を気にせずに楽しめるため、穴場スポットとしても知られています。
もし、どうしても混雑を避けたいなら、平日の午前中に行けば安全です。
栃木にある水族館「なかがわ水遊園」のおすすめポイントは?
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「なかがわ水遊園」は、栃木にある唯一の淡水魚の水族館として知られています。展示数が少ないものの、展示のひとつひとつが見応えのあるものばかりです。
特に、以下の4つは、水族館の中でもおすすめポイントとして人気がありますよ。
- 「世界の川」で、ピラルクといった巨大魚を、トンネル型水槽で見られる
- ピラルクのいるトンネル型水槽で、自由気ままに過ごすカピバラ
- 「那珂川」の生きものたちに触れられる、「タッチング水槽」
- 「AMAZON CAFE(アマゾンカフェ)」で、ピラルクを使った料理が食べられる
次の項目から、それぞれのおすすめポイントを解説していきます。
栃木の水族館「なかがわ水遊園」のおすすめポイント①「トンネル水槽」
最初に紹介する、栃木にある水族館「なかがわ水遊園」のおすすめポイントは、「世界の川」です。
「世界の川」にあるトンネル型水槽では、2mを超える巨大魚のピラルクや、巨大ナマズのピライーバといった魚たちを見ることができます。
「世界の川」で展示されているピラルクは5匹で、一番大きい個体で2.5mもの大きさを誇ります。
トンネル型水槽のすぐそばで、巨大魚のピラルクを間近で見られるため、他の水族館では味わえない迫力を堪能できますよ。
国内でトンネル型水槽からピラルクを見られる水族館は、「神戸市立須磨海浜水族園」と、「なかがわ水遊園」だけです。
トンネルの中から、アマゾンの大河を体感してみてはいかがでしょうか。
「世界の川」では、ピラルクたちに飼育員がエサをあげる「ピラルクーたちのお食事タイム」(毎日14:30に5分程度。)を行っています。
飼育員が解説をしながら、ピラルクの生態について解説してくれますよ。
ピラルクがエサを食べるその様は、迫力があるので、ぜひ見てください、
栃木の水族館「なかがわ水遊園」のおすすめポイント②カピバラ
次に紹介する、栃木にある水族館、「なかがわ水遊園」のおすすめポイントは、カピバラの茶々丸です。「世界の川」に棲む、カピバラの茶々丸が人気を集めています。
茶々丸は、「なかがわ水遊園」に1匹だけの唯一のカピバラです。「世界の川」のエリア内で、自由気ままに暮らしています。
巨大魚のいるピラルクがいるにも関わらず、自由に泳ぐ茶々丸の姿が人気となり、メディアでもたびたび取り上げられているほどです。
ピラルクとカピバラが一緒に展示されている水族館は、「なかがわ水遊園」だけです。
カピバラの茶々丸が泳いでいる姿は、あまり見られないため、見れたら運がいい方です。普段、茶々丸は寝て過ごしていることが多いです。
栃木の水族館「なかがわ水遊園」のおすすめポイント③「タッチング水槽」
次に紹介する、栃木にある水族館、「なかがわ水遊園」のおすすめポイントは、「タッチング水槽」です。
「タッチング水槽」では、那珂川に棲むカメやザリガニだけでなく、トラザメやヒトデといった海の生きものに触れることができます。
子供から人気の展示として知られていて、親子と一緒でも楽しめます。子供と一緒に、思い出に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。
栃木の水族館「なかがわ水遊園」のおすすめポイント④ピラルク料理
最後に紹介する、栃木にある水族館、「なかがわ水遊園」のおすすめポイントは、ピラルクを使った料理です。
「なかがわ水遊園」では、ブラジルから食用で輸入した、ピラルクを使った料理を「AMAZON CAFE(アマゾンカフェ)」で味わえるのです。
「ピラルクーランチセット」(1,530円)や、「ピラルクーバーガーセット」(810円)といったメニューが食べられます(土日祝、1日20食限定)。
ピラルクのクセのない淡泊な味は、フライやカレーとよく合うので美味しいです。
ピラルクを食べられる水族館は、「なかがわ水遊園」だけです。ぜひ、あなた自身で味わってみてはいかがでしょうか。
営業時間 | 10:30 ~ 16:00(季節によって変動) |
ラストオーダー | 15:45(季節によって変動) |
座席数 | 33席 |
※詳しいメニューに関しては、メニュー一覧(PDFファイル)を参考にしてください。
まとめ
ここまで、栃木にある水族館、「なかがわ水遊園」について解説していきました。内容をまとめますと、以下の通りです。
- 栃木にある、淡水魚メインの水族館
- 入園料が、大人で650円と安い
- 公共交通機関で行く場合は、「東京駅」からだと2時間30分から4時間ほどもかかる
- 土日祝や大型連休シーズンでも混雑しないため、栃木の穴場スポットとしても知られている
- トンネル水槽で、2mをも超えるピラルクを間近で見られる
- ピラルクと一緒の水槽で暮らしている、カピバラの茶々丸が人気
- 「タッチング水槽」で、生きものたちと触れあえる
- 「AMAZON CAFE(アマゾンカフェ)」で、ピラルクを使った料理が味わえる、珍しい水族館
「なかがわ水遊園」は、淡水魚を楽しめる水族館の中では、規模が大きいです。入園料金が安く、混雑も心配いらないので、訪れてみてはいかがでしょうか。
「なかがわ水遊園」へ行ってみて、巨大魚のピラルクやそれぞれの展示を見て、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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