「『鳥羽水族館』にラッコがいるんだよね。どんなラッコなんだろう。」と、気になる人もいるのではないでしょうか?
「鳥羽水族館」にはラッコが1頭だけいます。ラッコの名前は「メイ」です。「メイ」は「鳥羽水族館」イチの大人気アイドルとして知られていて、来館者だけでなくネットでも話題を呼んでいます。
その可愛さは、見るものの心を次々と奪っていきます。そんなラッコの可愛さが気になりませんか?
そこでこの記事では、「鳥羽水族館」のラッコの魅力を1から10まで徹底解説していきますね。
この記事を読めば、「鳥羽水族館」にいるラッコの魅力を味わうことができますよ。ぜひ、最後まで記事を読んでください。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B3-%E6%B0%B4%E7%94%9F%E5%8B%95%E7%89%A9-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC-%E6%B0%B4-3194446/
鳥羽水族館にはラッコが1頭だけいる
View this post on Instagram
「鳥羽水族館」にはラッコが1頭だけ展示されています。展示されているエリアは「極地の海」です。厳しい極寒の地でたくましく生きる生きものたちが展示されているエリアです。
そんなエリアに1頭だけ展示されているラッコが、「メイ」(16歳アイドルとして人気があります。
)です。「メイ」は、「鳥羽水族館」に訪れる人に愛嬌を振りまいていることから、また水族館に訪れる人だけでなく、「メイ」の可愛さはSNSやネットにてたびたび話題になっていて、全国民から愛されているラッコとしても知られているのです。
(2021年3月28日追記。ラッコの「キラ」が加わり、「鳥羽水族館」のラッコは2頭になりました。)
かつては鳥羽水族館にラッコのロイズがいた
【お知らせ】 ラッコの「ロイズ」天国へ : 2018年10月31日午前11時18分、鳥羽水族館で飼育していたオスのラッコ「ロイズ(13歳)」が天国へと旅立ちました。詳しくはこちら → https://t.co/n3YOzuQ5VL pic.twitter.com/TqFE7kgodH
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) November 1, 2018
現在、「鳥羽水族館」にいるラッコは「メイ」だけです。ただし、かつてはラッコの「ロイズ
」が展示されていました。「ロイズ」は、数々の芸を覚える賢い男の子で、いつも来館者から注目を集めていました。覚えた技は完璧にやり遂げ、いつでも真面目にショーをこなす、そんなラッコです。
しかし残念なことに、2018年10月31日、「ロイズ」は息を引き取りました。13歳という年齢でした。
「ロイズ」が去り、水槽に「メイ」1頭だけが残ってしまっていても、「ロイズ」のことは今でもなお語り継がれています。
次の項目から、ラッコの「メイ」の性格や得意技などを、1から10まで伝えていきますね。
鳥羽水族館にいるラッコのメイはじゃじゃ馬娘
View this post on Instagram
ラッコの「メイ」は、「鳥羽水族館」イチのじゃじゃ馬娘としてその名が知られています。小さい頃からとてもやんちゃで、時にはホースをかじって穴をあけるほどなのです。
そんなやんちゃな性格がある一方で、「メイ」には小心者な一面もあります。いつも来てくれる飼育員が服装を変えると、見慣れない姿に驚いて近づかないことがあるのです。
また「メイ」は、要領が良い一面もあります。ちゃかちゃかとよく動き、飼育員の指示をすぐに理解できるのです。そして要領がいいことから、飼育員の見えないところで手を抜くという一面も見せます。
鳥羽水族館にいるラッコのメイ誕生秘話
View this post on Instagram
2004年5月9日の「母の日」、お母さんの「ポテト」とお父さんの「コタロウ」の元に元気な赤ちゃんが生まれました。それが、ラッコの「メイ」です。
「メイ」の名前の由来は、5月生まれであること、呼びやすく親しまれやすいことから名付けられました。
「メイ」はすくすくと成長し、生後2ヶ月の赤ちゃんであるのにも関わらず、体長60cm・体重6kgを超えるにまで成長していきます。この急成長ぶりから、来館者から「本当に生後2ヶ月なの?」とまで言われていました。
赤ちゃんの頃から「メイ」は、水槽の隅から隅まで泳ぎ回り、水槽の底に落ちている貝殻を器用に拾い上げるという技を披露しています。「メイ」は、赤ちゃんの頃からその才能を発揮していたのです。
「メイ」の名前の一般公募では、5月27日~7月3日までの期間中、「鳥羽水族館」に3,300通を超える応募がありました。
他にも候補に挙がった名前がありました。特に応募が多かった名前は次の通りです。
- 「ポコ」
- 「ココ」
- 「サラダ」
- 「チップ」
- 「スイート」
鳥羽水族館にいるラッコのメイには3つの得意技がある
View this post on Instagram
鳥羽水族館にいるラッコの「メイ」には、3つの得意技があるのです。その得意技とは、それぞれ次の通りです。
- 来館者に向かって「ばんざーい」を披露してくれる
- 水槽にくっついたイカをジャンプしてゲットする「イカミミジャンプ」
- フィギュアスケート選手顔負けの「高速スピン」
愛嬌たっぷりのしぐさだけでなく、時には迫力あるジャンプを見せてくれるのです。また、滅多に見ることができない、「高速スピン」と呼ばれる技もありますよ。
早速、次の項目から「メイ」の得意技の1つである、「ばんざーい」に関して紹介しますね。
ラッコのメイの得意技①「ばんざーい」
【ぺんぺん】ラッコのメイが新しいポーズに挑戦中(^ω^)メイちゃん頑張れ!! #鳥羽水族館 #ラッコ #メイ pic.twitter.com/MSvzVi2YzY
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) April 17, 2017
ラッコの「メイ」の得意技には、「ばんざーい」があります。おそらく、「メイ」のいる水槽で一番目にすることが多いかと思います。
「メイ」の「ばんざーい」は、スタッフが水槽に来たときにはいつでも披露してくれる、定番の技です。そのため、イベント時間中でなくても見られます。
「メイ」が精一杯両手を上げて「ばんざーい」をする愛くるしい姿は、見た瞬間に心を奪われるほどです。また、運が良ければ来館者に向かって「ばいばーい」を披露してくれることもありますよ。
ラッコのメイの得意技②「イカミミジャンプ」
イカミミめがけてラッコのメイがスーパージャンプ💯 調子が良いと140cmを超えます‼️ #ラッコ #メイちゃん #休園中の動物園水族館 #TOBAAQUARIUM pic.twitter.com/Zo4UGmwymh
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) March 12, 2020
ラッコの「メイ」には、「イカミミジャンプ」という得意技があります。
「イカミミジャンプ」とは、「メイ」の大好物であるイカのミミを飼育員が水槽のガラス面に貼り付け、「メイ」が大ジャンプしてイカミミを取るという必殺技です。
この「イカミミジャンプ」は、一回で成功しないこともあります。そのため、成功するまで何回も挑む「メイ」の姿に、「がんばれ!」と応援せずにはいられないでしょう。
そんな、「メイ」が披露する「イカミミジャンプ」は「ラッコのお食事タイム」で運が良ければ見られます。必見の内容なので、「鳥羽水族館」へ行った時にはぜひ見てくださいね。
なお、「ラッコのお食事タイム」のタイムスケジュールは次の通りです。
- 9:40~
- 13:00~(貝のみ)
- 16:20~
「イカミミジャンプ」が見たいなら、9:40と16:20のイベントに参加しましょう。
ラッコのメイの得意技③「高速スピン」
水中のフィギュアスケーター、ラッコのメイちゃんの挑戦をノーカットで❗️無観客でも頑張ります‼️(ホントは観客がいると、そっちに興味がいってしまって、こんな事やりません😁) #鳥羽水族館 #ラッコ #コロナ対策で休館中 #フィギュアスケート pic.twitter.com/1kRLIoufry
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) April 16, 2020
ここまで紹介してきたラッコの「メイ」の得意技は、比較的よく知られています。
ただし、ここ最近になって「メイ」は新たな必殺技を修得したのです。それが、「高速スピン」と呼ばれている技です。
来館者があまりいない時だけ披露する技で、「メイ」が水上や水中で身体をひねり、勢いよく360°回転します。飼育員研究部に属する石原浩次長によると、「なぜ、あれだけ速く回るのかは不明。」とのことです。
出典:https://www.asahi.com/articles/ASN4P33GZN4NONFB001.html
「メイ」の「高速スピン」は、来館者がほとんどいない時にしか見られない技なので、滅多にお目にかかることはありません。
「メイ」の3つの得意技を理解することができましたか?
次の項目では、毎年恒例、「メイ」の誕生会に関する内容を紹介します。
毎年、鳥羽水族館ではラッコのメイの誕生会が行われる
ラッコのメイが16歳になりました😍🎊🎁お祝いメッセージや、ライブ配信を見てくださった皆さん本当にありがとうございます💕これからもメイをよろしくお願いします🌟 #鳥羽水族館 #ラッコ #メイ #誕生日 #今年のプレゼントは #ベニズワイガニ #休園中の動物園水族館 pic.twitter.com/kF4pSeny6P
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) May 9, 2020
毎年、5月9日の「母の日」に鳥羽水族館では、ラッコの「メイ」の誕生会が行われています。誕生会当日には、「メイ」にステキなプレゼントが贈られます。
2020年5月9日、16歳の誕生会には、氷の上に乗ったベニズワイガニが「メイ」にプレゼントされました。
なお、16歳の誕生会は「新型コロナウィルス」の影響を考慮して、「インスタライブ」にて行われています。ライブでは、たくさんのお祝いメッセージが贈られ、「メイ」はたくさんの人に祝福されました。
誕生会の情報は「鳥羽水族館」の公式サイトにて告知されるので、ぜひチェックしてみてください、
鳥羽水族館に新たなラッコが仲間入り!
顔が白くて鼻先が少し白いのがメイです🌟黄色っぽくてお髭が長いのがキラです☺️ #鳥羽水族館 #ラッコのキラちゃん #ラッコのメイちゃん #ラッコ#1枚目は初めてキラを見て少しビックリするメイ https://t.co/GvSy85yI7q pic.twitter.com/OdBbSa7Bku
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) March 24, 2021
2021年3月24日、和歌山にある「アドベンチャーワールド」から1頭のラッコが仲間入りしました。名前は、「キラ」(12歳
)です。初めて「キラ」を見た時の「メイ」は驚いた様子でした。でも、しばらくするとお互い一緒に泳ぎ始め、じゃれ合う姿も見られるようになりました。
2頭仲良く泳ぐ姿は、まるで姉妹のようです。1日3回開催されている「お食事タイム」では、「メイ」と一緒に参加する姿を見られます。
今後の「メイ」と「キラ」の仲良し姉妹に注目が集まります。
まとめ
ここまで、「鳥羽水族館」にいるラッコに関して解説していきました。
「鳥羽水族館」にいるラッコは「メイ」だけです。展示されているラッコは1頭だけですが、その寂しさを吹っ飛ばすかのように「メイ」は元気いっぱいです。
その可愛さは、言葉にできないほど胸がキュンとなってしまいますよ。「ラッコのお食事タイム」も見逃せない内容となっているので、イベントにも参加してみてください。
「鳥羽水族館」の大人気アイドル、ラッコの「メイ」は、いつでもあなたに癒やしを与えてくれますよ!
また、「鳥羽水族館」にはラッコ以外にもかわいい動物たちがいっぱいいます。以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。
ちなみに、「鳥羽水族館」の見どころを詳しく知りたいなら、下記の記事もあわせてご覧ください。